材料の切断から鍛圧・鍛造、転造まで。安心・安全で確かな品質のねじ製造のために
一連の工程を自社管理のもと、一貫して行っています。
一貫製造体制
お客様からの仕様書を基に、作業工程の指令書を作成。“どこで、何に使われるねじか”全ての従業員が把握した上で、工程ごとに作業が進められます。
あらゆるオーダーに対応できるよう、さまざまな材質の線材をそろえています。徹底した識別管理も行われています。
鍛圧・鍛造
5〜6mある材料を必要な長さにカット
高温に熱した材料をプレスし、ねじの頭部を成型します。金型製作も当社で行なっています。
製品の硬度・強度を高めるため、熱処理を行います。「焼入れ」「焼き戻し」を繰り返すことで、過酷な環境にも耐えうる強いねじを作っていきます。
仕様書通りの形状に表面を切削する旋盤加工などを行います。1/1000レベルの高精度製品の加工も行なっています。
1本1本、丁寧に加工を行います
「転造ダイス」と呼ばれる2つの工具で挟み、強力に圧縮することで、ねじ山を成型していきます。素材の組織を切断しないため、強度の高いねじを作ることができます。
製造工程内で常に精度チェックを行いながら、できあがった製品の最終検査を行います。安心で信頼される高品質ねじの完成です。